ここはかくれが、ふたりきり。

わたしがいて、あなたがいる。あなたがいて、わたしがいる。どちらが先かに意味はなく、このひとときに、ひとりになれる。

防災士という資格を取得した話

防災士キャンパー、ここに誕生。

新型ウイルスは牧歌的な夢を見るか? ~ソロキャンプ②~

※このエントリーは新型コロナウイルスによる外出自粛要請が行われる以前の内容となっています※

初陣を経て ~ソロキャンプ道 其の壱~

頭の中であれこれと空想をいじくり回すより、たった一回の経験がすべてを形付ける。素晴らしいとは思わんかね?

初陣 〜ソロキャンプ①〜

いざ征かん。原初なる生き方よ、来たれ。

ゆめの涯~ソロキャンプ道 其の零 最終頁~

夢は夢のままで終わるからこそ美しいのか。

逝き逝きて、野に屍の晒すとも、枯野を廻るゆめ心かな~ソロキャンプ道 其の零 二頁目~

かつての私、今の私、これからの私。未来を見据える為には過去を振り返り、現在の自身の立ち位置を把握しなくてはならない。

地に臥せ、宇宙を仰ぎ、馳せる想いは道を逝く 〜ソロキャンプ道 其の零〜

職を捨て、野に生きる。それは原始的にしてもっとも現代社会とは縁遠い生き方である。私は、究極的に惹かれてしまう。どうしようもなく、惹かれてしまう。

『(前略) 我々はどこへ行くのか』:―然らば死なないことは生きないこと― Part3

「死」があるからこそ、人は人生に意味を見出そうとするのだろうか。倦まず、弛まず、いつか足を止めるその日まで、人は「死」によって生かされ続けるのだろうか。

『(前略) 我々はどこへ行くのか』:―だが、死ぬことは生きることではない― Part2

「乗り越える」のではなく、「飼い慣らす」のだ。どうしたって避け得ぬのならば、これを有為に活用しなければもったいない。私なりの「死との向き合い方」。

『(前略) 我々はどこへ行くのか』:―生きることは死ぬこと― Part1

人生とは死に至る病である。どれだけ厚く手を施したところで誰もが避け得ぬことで、例外はない。一連のエントリーは、私の「死」に対する恐怖を飼い慣らすためのものである。

社交ダンスにたとえてみたり。

社交ダンスは男女ペアが基本で、同性ペアはどうしていないのだろう。日本という舞台で踊られる社交ダンスについて少し考えてみる。Shall we dance?

「下手の考え休むに似たり」―追憶:8/23―

たった一度きりの人生、我々は何を糧に生きていくべきなのだろうか。否、もしかすると、私達の人生に意味などなく、生きることそのものが意味なのかもしれない。

ここは高知でとなりは君で、旅路の空はかくも語りき。―終ノ行程:8/22―

新しくやって来た朝を希望と断じ、あまつさえ胸を開けるだけの喜びがあることを知っている人間というものが果たしてどれだけ存在しているのか、聞いてみたい。しかしながら、この閉塞感にまみれた現代において、「今日」は灰色なものと、私達は思い込まされ…

ここは高知でとなりは君で、旅路の空はかくも語りき。―行程ノ四:8/21―

4日目のルートはこちら。今日は午後からカヌーの体験があるだけで、前にも後ろにも予定が入っていない。少し姫鶴平を散策して、8時前くらいには感動体験・四国カルストを後にしたような覚えがある。語ることもそう多くはないので、写真でかさ増ししながら徒…

ここは高知でとなりは君で、旅路の空はかくも語りき。―行程ノ三:8/20―

何故旅行が楽しいのか、ということについて、私は、「帰る場所があるから」だと考えている。私達は普段、特定の場所に暮らしていて、生活の拠点であるそこからは人事異動や海外赴任、単身赴任といった格別の理由がない限り動くことはない。そして旅行とは言…

ここは高知でとなりは君で、旅路の空はかくも語りき。―行程ノ二:8/19―

「日本の夜明け」と聞いた時に一日の始まりだと捉える人はそう多くないと思うが、広義的に考えてみればまあそのように捉えることもおかしいとは言えないのである。夜が明ければ必ず夜更けが訪れる。幕末のあの頃、日本に太陽を昇らせた人々は今の日本を見た…

ここは高知でとなりは君で、旅路の空はかくも語りき。―行程ノ一:8/18―

シルバーウィークがやって来た!今年は日付の並びが良く、最大で5連休になるのだという。これを逃さない手はないということで、高知県へと行ってきた。追憶を兼ねて、日記に残していこうと思う。

後遺症的虚無感と、性欲のお話。 ―二元論的帰結への拒絶―

愛はお金で買うことができ、そして世の中のありとあらゆるものはお金で買うことができる。――しかしそれは物質文化に限った話であることは留意しなければならないことである。 人間の精神的紐帯――絆だとか友情だとか、信頼だとか――は、いくら札束を積んだとこ…

後遺症的虚無感と、性欲のお話。 ―構造的前段階之弐―

2/28。この日に訪れたのは、Bettyともう一軒、エンジェルパラダイスだ。実はこのお店、Bettyと同じビルに入っており、ボーイさんに見送られながらBettyを後にし、エレベーターに乗ってすぐ、一つ下の階にある。Bettyより奥まった場所に店舗があり、時計を確…

後遺症的虚無感と、性欲のお話。 ―構造的前段階之壱―

この程、北海道旅行を敢行していた。ブラック企業に持って行かれた私の人生の貴重な時間を取り戻し、これからの生活に弾みをつけるための、いわば「センチメンタル・ジャーニー」である。この旅行で何を得ようと得まいとも、この旅行だけは執り行わなければ…

異物は心のなかに

安さに対するリスクに目をつぶりながら潔癖ともいえるサービスを求める心情は、いかんともしがたいものがある。 「なにゆえそれは安いのか」。そのことを能動的に考えなければならない時代がやってきている。あなたにもあるはずだ、内なる天秤が。

性別:「男・  ・女」という選択肢

二極化する性別。この極同士の対立には緩衝地帯はあれど着地地点などない。なぜなら議論を超えたレベルで「二つ」に分かたれてしまっているからである。 性欲という身近な目線から考える「超性別」への足掛かり。

釣り合わない天秤

「あったら便利」がもたらした「あって当たり前」への意識転換。「不便」はそれほどまでにいけないことなのか、サービス業における非価格競争の一端である「接客」を通して、見ていくことにする。

人生の縮図のようで。

今回の旅行(苦行と形容した方が相応しいかもしれない)では、三日ともパンクに見舞われた。 どうしてこういう結果になったのか。それを考えてみると、いくらか思い至った。 1、出発前に空気圧を確かめなかった。 →前日にサイクルショップでブレーキの交換を…

ドキッ! 〜パンクもあるよ〜 男一人、地獄の自転車旅行 Final

最終日。今日はこれまでのように何十kmも走る必要はないので、7時過ぎまでゆっくりと惰眠を貪っていた。 ベッドからのそりと起き上がり、カーテンを開けて窓の外を見る。雨だ。結露が生じるくらいに気温も下がっているらしい。車のタイヤが雨を引きずる音が…

ドキッ! 〜パンクもあるよ〜 男一人、地獄の自転車旅行 Part3

三日目。ルートはこちら 今日も筋肉痛に悩まされることはなく、朝食のパンを食べてシャワーを浴びてからチェックアウトを済ませ、ホテルを出た。 前回のヒキで言っていた胸中の不安、それはバイクの事だった。 昨日バイクを止めたのがホテルの真ん前。それも…

ドキッ! 〜パンクもあるよ〜 男一人、地獄の自転車旅行 Part2

二日目、早朝。ルートはこちら 筋肉痛も特になく(バイクの遠乗りをしても筋肉痛が出ないのだ。不思議)、シャワーを浴びて支度を整えてからチェックアウト。今日は伊勢湾フェリーに乗って伊良湖へ、次いで名鉄カーフェリーに乗って知多半島の南端、師崎へ行…

ドキッ! 〜パンクもあるよ〜 男一人、地獄の自転車旅行 Part1

何を思い立ったか、「伊勢神宮に行きたい」と言い出した。自分が← 特急などを使うのはお金が掛かるので、相棒(センチュリオンのクロスライン50)と共に。 で、思い立ったが吉日と言うことで早速ルートラボでルートを作成してホテルを手配して、あとは出発の…