ここはかくれが、ふたりきり。

わたしがいて、あなたがいる。あなたがいて、わたしがいる。どちらが先かに意味はなく、このひとときに、ひとりになれる。

初陣 〜ソロキャンプ①〜

 とっ散らかってる印象は否めないどころか間違いなくとっ散らかってるが、とにもかくにも公開しないことには誰の目にも触れないのでとりあえず公開する。読みにくいかとは思うけれども最後までお付き合いしてもらえたらと思う。

 体裁はいずれ繕う。はず。今回のキャンプについてスタバでiPadをドヤ顔で叩いていたらいつの間にか書いていた様式なので、今後これがテンプレートになるかは分からない。でも個人的には好き。分かったことや考察したことについては別記事で書けばいいからね。

 

 以下、初ソロキャンの模様をお送りします。

 

 

 

 なんで行ったん?

 

 ・自分が選んだ装備はどれだけ実地において活躍するのか、また、過不足はないかを実際にキャンプ場で確かめてみる。

・今回はオートキャンプではあるが、今後、自転車でキャンプを行っていくにあたり、自分が頭の中で思い描いていることと現実との差異を埋め、準備を整えやすくする。

・えっと、その

 

 

 

 

ゴチャゴチャうるせえ!
とにかくソロキャンだ!

 

 

 

 

 

どこ行ったん?

 

西脇市日本のへそ 日時計の丘公園オートキャンプ場
〒679-0312 兵庫県西脇市黒田庄町門柳871-14
http://www.nishiwaki-hidokei.jp/

 

いわゆる高規格キャンプ場。敷地はとても広く、サイト数も多い。何と言っても炊事場でお湯が使える。そして電源は各サイトにあり、無料で使用できる。冬キャンプにはありがたい存在である。

 

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所要時間は3時間ほど(下道も使用)。中国自動車道を利用すれば1時間ほどで行ける。個人的に高速代に比重を置きたくないので、都市高速のみでアクセスできるこのキャンプ場はとても使い勝手が良いと思われる。

 

 

最初の日は何してたん?

AM11:00

 自宅出発。前日は後輩くんと飲みに行き、かつ準備で夜更かしをしていたので、少し遅めの出発となる。重たい荷物をひいひい言いながら車に載せる。いつか絶対に軽くしてやるからな……。

PM0:30

 玉津IC着、無印良品に寄ってポリプロピレン頑丈収納ボックス(二つ目)を購入。あまりにも持っていくものが多く、車内がゴチャついていたので思い切って購入する。

PM2:00

 再度玉津ICに戻り、コーナンで着火剤を購入。薪も購入して行こうか迷うが、あまり良さそうなものではなかったので止めておく。キャンプ場でも購入できる。

PM3:30

 国道175号線をひたすら北上。マックスバリュ西脇寺内店で今晩の食材を購入。日本へそ公園にも寄りたかったが、日が傾きかけていたので明日に回す。

PM3:50

 日時計の丘公園オートキャンプ場チェックイン。利用に際しての説明を受け、場内へ。サイトへ向かい、一呼吸置いてからテントの設営へ。三方を山で囲まれており、他サイトの声が反射して時折聴こえてくる。不快というほどではなかったのは、キャンパーさんたちの配慮の賜物か。

 それにしても、空気が心地いい。防寒着のお陰で寒すぎることはなく、純粋に自然の空気を楽しむことが出来る。冬キャンは空気が澄んでいていいとあちこちに書かれているが、まったくもってその通りである。他サイトから流れてくる焚き火の匂いもまた都会の喧騒に凝り固まった心をほぐしてくれる。

PM4:00

 前日まで雨だったので地面は柔らかくなっている。念の為と持ってきていたColemanのテント用のグランドシートを敷き、その上にエリクサー1 のフットプリントを敷く。動画撮影用に持ってきていたCamparkのアクションカメラでタイムラプス動画の撮影を試みるが、時間間隔の設定に失敗、数十分の設営が4秒の短さになってしまう。ここら辺は使っていかないと慣れないので致し方ない。

PM4:30

 AC電源のボックスとテントを離しすぎたせいで延長コードが届かず、ペグを抜いて位置をズラすというトラブルもあり、かなり時間が掛かって設営完了。延長コードを屋外で使用すると結露によるショートが起きないか心配になるが、コンセント部はテント内に納まっているので問題ないだろうか。調べておこう。

PM4:40

 寝床を整える。下から、前日に買ってきたコーナンの銀マット→mont-bellのU.L. コンフォートシステム キャンプパッド38 150→電気毛布→mont-bellのアルパイン ダウンハガー650 #3→持参した毛布、の順で重ねていく。

 スリーピングマットの膨らませ方について店員さんが丁寧に教えてくれていたのだが、待てど暮らせど教えてもらった硬さにならないので、ポンプバッグで空気を入れてしまう。特に問題はなかった。

 いよいよ寝床が完成すると、妙な昂揚感に包まれる。俺の基地!という様がひしひしと伝わってくるせいだろうか。サイトの広さに対して1/10ほどしかテントが占めていなかったせいもあるのだろう。

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PM5:30

 日が傾き、辺りが薄暗くなってくる。散らかっていた車内の整理も終わったので夕食の準備に取り掛かる。今晩はキムチ鍋。サイトに水道とシンクがついているので作業がしやすい。いざ鍋を火にかけるも風が強くてなかなか沸かない。煮えるのは私の業ばかりである。

 そしてミニテーブルを忘れてきていたので、クーラーボックスが今日の机代わりである。合掌。そして小雨が降ったり止んだりという天気。スッキリとしないがまあ致し方ない。

PM6:20

 エリクサー1の前室の側に机を移動させ、風の影響からとにかく逃げようとする。どうにか煮え始め、食べることができる。美味い。超極暖とワークマンの防風パンツとジャケットのおかげで寒さはまったくない。自然の中で食べる食事の美味しさだけを十全に味わうことができる。幸せだ。

PM8:30

 食事が終わり、明日に面倒を残さないためにも洗い物を済ませてしまう。スポンジを持ってくるのを忘れてしまったが、炊事場に置いてあったので、備え付けのものかは分からなかったがお借りすることに。洗剤は自前。お湯が出るというのは良いことだ。洗い物がまったく苦ではない。

PM9:00

 消灯時間になる前にある程度薪を割っておく。今回は着火剤での火起こしなのでそこまで細かく準備をする必要はないが、単にハクスバーナの斧が使いたいだけである。

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PM9:20

 やはり焚き火を眺めるのは落ち着く。しかし胸に去来するのは死への恐怖。これじゃ癒やされに来てるのか病みに来ているのか分からない。だがそれでも焚き火は揺らぎ、見上げればオリオン座が煌めいている。つきっぱなしになっている炊事場の電灯を消しに行った。ほろよいを片手に無常を持て余す。

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PM11:00

 このキャンプ場にはキツネが出没するらしい。靴や手袋など様々なものを片方だけ持っていくのだそう。流石にクーラーボックスやランタンスタンドを持っていくとは思えないが、片付けられるものは車内に片付けてテントに潜り込む。うむ。枕が合わねえ。

 

次の日はどうしたん?

AM8:30

 起床。テント内は結露まみれになっている。のそのそとテントから這い出て、買ったはいいが昨日は使わなかったヘリノックスのグラウンドチェアに座る。温めようと思っていたが洗い物が増えるのが面倒で結局はそのまま牛乳を飲み、朝食のパンを頬張る。山の木々は朝もやに覆われており、まだ日差しはお目見えしていない。

AM9:00

 撤収作業開始。前日に粗方片付けてあるので、テント内のものを車内に戻し、無印良品ポリプロピレン頑丈収納ボックスにテトリスしていく。テントの結露はある程度拭けるところは拭いたが、すべてを始末することはできっこない。帰ったらすぐに乾かす、と心に決めて濡れたまま畳む。

AM10:00

 チェックアウト。このキャンプ場は13時までいることができるのだが、お風呂にも寄りたかったし早めに帰宅したかったので、早めのチェックアウト。

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AM10:40

 日本へそ公園へ。ナビに惑わされて余計な時間を喰う。ひとしきり見て歩き、日本へそ公園駅の写真を取る。満足したのでお風呂へ。

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AM11:00

 官兵衛の湯へ。天然温泉ではないのが残念だが、まあいい。バスタオルは貸出に400円かかるが、返却すると300円帰ってくるシステム。実質100円。特段変わったところがあるわけではないお風呂。でもきれい。

PM0:00

 いざ帰宅。途中で昼食をどうしようか迷ったが、時間的にお店へ立ち寄るのは難しそうだったのでコンビニへ。

PM3:00

 帰宅。テントをベランダで干す。

 

 

 諸々の考察は次回の記事で。また見てな~。